1. リクルートTOP
  2. 社員インタビュー
  3. 技術開発本部 神奈川工場 S.K

積層造形の進歩を捉え、金属技研にしかできない技術を提案する。

技術開発本部 神奈川工場 S. K

2021年度入社
学生時代の専攻:航空宇宙工学

※インタビューは2024年時点の内容です。

SK_20_1_DSC03802.jpg
Q1
現在の仕事内容は?

金属積層造形の生産技術。

金属技研では様々な技術を用いてものづくりを行っていますが、私は主に積層造形を用いた案件の技術検討や生産管理を担当しています。
積層造形は、一般にAdditive Manufacturing (AM)3Dプリンティングとも呼ばれる技術で、3Dデータに基づき材料を付加することで立体物を作る方法です。お客様からいただいた製品の形状データや仕様を確認し、造形方法や後処理方法(どんな熱処理・加工等を実施するか)を検討します。
合わせて納品までの日程を計画し、進捗確認や一部作業も行っています。

SK_20_2_DSC04132.jpg
Q2
金属技研に入社したいと思ったきっかけは?

積層造形技術に関わりたいという思いで出向いた展示会で、当社を知った。

研究室で樹脂による積層造形を用いて設計等を行っており、この技術が金属でも手軽に利用できるようになれば良いなという思いを軸に就職活動を始めました。担当教授にこの旨を伝えたところ、積層造形に関する展示会を紹介され、そこで金属技研のことを知りました。
その展示会で、研究室メンバーが製作したCubesat衛星と相乗りで打ち上げられた実証衛星に、金属技研で製作した積層造形部品が使われていたことを知り、これは縁だと思い、入社を志望しました。

Q3
入社後は、どのような流れで仕事を覚えましたか?
学生時代に学んでいたことは仕事に活かせましたか?
学生時代に見つけた汎用的なスキルは活かしつつも、仕事通して初めて学ぶことが多い。

入社時初めの3カ月は各部署を回り座学や現場研修を行いました。
その後は技術にて拡散接合の技術検討をメインに担当しつつ、関係工程の知識や積層造形の作業をOJTで学んでいきました。

入社2年目で技術開発本部の新設に伴い技術課の中で人員が分かれることになり、積層造形を担当する技術二係に配属されました。
実務的には、学生時代の研究内容と今の仕事はほぼ関係していません。例えば、私は学生時代に二元状態図をマジメに見ることはありませんでした。
一方、CAD等の汎用的なスキルは研究室での学びが活かされていると感じています。

Q4
仕事をするうえで大切にしていることは?
やりがいを感じる瞬間は?

自分一人で検討しすぎないこと、
関わる人とのコミュニケーションの中での業務であることを大事に。

ボールを持ち続けないことを大切にしています。
仕様を満足できると一安心できますが、お客様にお褒めいただくと大きな安心を感じます。

生産技術を担当していることもあり、社外ではお客様や外注先、社内では営業・製造・検査部門や他事業所の方と、多くの方とのコミュニケーションの中で業務を行っています。ある相手から来た依頼を自分一人で深く検討しすぎると迷惑がかかってしまうため、キャッチボールで例えると、ボールを自分で持ち続けることが無いよう相手や次の人に投げる必要があります。また、その際に相手が捕りやすいボールを投げるということも非常に大切だと思います。並行して色んなボールを投げる必要性も出てくるので、ボールを持ち続けないことは難しいことでもあります。

ものづくりをする際は最初に要求される仕様を確認しますが、完成した製品がそれを満足していると、技術担当としては一安心できます。一方、それがお客様にお褒めいただけるかどうかは別の話となります。やはり真剣に取り組んでいる仕事では、お客様にお褒めいただけると大きな安心を感じます。

仕事風景
Q5
仕事のなかで大変なのはどんなところ?どう乗り越えていますか?
自分がやるしかないという覚悟を持ちつつ、周りへの相談も大切に。

業務依頼を受けて初めは自分で検討を進めていきますが、自分一人でどうにもできない場合は、上司や先輩、周りの方に相談することで解決策を探します。

一番大変なのは自分でやるしかないという場合ですが、やらないといつまでも終わらないので、とにかくやる、という気持ちを持つことで乗り越えています。

Q6
会社の雰囲気は?
自分の考えを発信できる環境がある。

発言しやすい環境だと感じています。
業務に関する意見・考えを発言する機会は、日々の朝礼夕礼や定期的な部署MTGなど多くあります。また分からないことがあれば上司や先輩、周りの方に質問できるので、雰囲気が原因となって業務に支障が出ることはほとんど無いと思います。

Q7
将来はどんなふうに成長したい?
技術の進歩を捉え、幅広い提案ができる技術者。

積層造形の技術は様々な方式・仕様があり、常に進化しています。
技術の進歩を捉えつつ、金属技研が持つ様々な技術と組み合わせて、お客様にどんなご提案ができるかを考えられるような技術者になりたいです。

茨城工場 営業課 Y. S
茨城工場 営業課 Y. S
 

1日の流れ

8:00

出社

8:30

ラジオ体操・朝礼

10:00

お客様との打ち合わせ

12:00

昼休憩

13:00

工程検討・書類の作成

15:00

休憩

10分休憩があります

14:10

造形データの作成

17:00

夕礼

17:15

業務が終わったら退社

オフタイム

ラーメンが好きなので、帰社中や休日によく食べにいきます。
最近は、おいしい酸辣湯麺があるお店を探しています。

AY_0_20241224_084316.jpg

就職活動中の皆さんへのメッセージ

稚拙な表現ではありますが、社会人になって「世の中には非常に多くの仕事がある」と実感しています。
例え興味関心が強い業界であっても、学生時に把握できる情報にはどうしても限りがあると思います。逆を言えばよく知らなかった
会社に入ったとしても、配属される部署や業務担当によって広がる知識は様々です。
未来のことは分からないので、過去(皆さんの学生時代)を踏まえてどんな人間になりたいのかをイメージしていただき、それがマッチすれば、どんな会社でも素敵な社会人になれると思います。
本サイトの他ページも含めてご覧いただき、金属技研がマッチしそうと思う方がいれば嬉しいです。就活応援しています。がんばってください!

SK_20_message.jpg

社員インタビュー

INTERVIEWS

ページトップへ